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クロスワードはどうしてカタカナなのか パズル作家の“メイ解答"は…

脳カツ

河田 智 河田 智
画像はイメージ(Cagkan/stock.adobe.com)
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 クロスワードを解くにはふつうカタカナを用います。意識せずに誰でもカタカナをマスの中に書き入れています。どうしてひらがなではないのでしょうか? 今回はそれについてご説明しましょう。

 海外で生まれたクロスワードパズルが初めて日本に紹介されたのは1925年の3月のこと。「サンデー毎日」誌に掲載されたのが最初でした。

 その問題を作ったのは当時東京大学で英語を教えていたD・ターラメ教授。その奥様は日本女性でした。名前は、カメさん。教授は最愛の奥様の名前である「カメ」をまず図版の左上部分にカタカナで書き、パズルを作り始めました。

 カメは日本ではおめでたい生き物であり、それは、記念すべき国内第1号のクロスワードにふさわしい言葉であると考えたのです。教授はそのままカタカナでパズル面を組み上げ、原稿を雑誌社に渡します。編集部はなんの疑いもなく、そういうものであると理解し、それが誌面に掲載されました。 以降、クロスワードは通例として、カタカナを使って解くのが一般的になったようです。

 …というのは全部ウソです。サンデー毎日に初めて載ったことだけが本当です。信じないでくださいね(笑)。

 では、なぜカタカナなのか。調べましたがよくわかりませんでした。思うに、ひらがなだとアホっぽいからではないでしょうか。「はんしんたいがーす」や「さよならほーむらん」では、いかにも…ですもんね。フザケタハナシデゴメンナサイ。

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