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葬儀スタイルのリアル「一般葬」「家族葬」「一日葬」「直葬」最も人気の形式とは

悠々〜ライフ

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画像はイメージ(sand555/stock.adobe.com)
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 葬儀のスタイルや規模は多様化し、故人や遺族の思いに合わせた選択が増えている。インターネットリサーチの株式会社NEXERはこのほど、「自由に家族葬」と共同で全国の男女734人を対象に「それぞれの葬儀のイメージ」についてのアンケートを行い、結果を公表した。

 調査によると、通夜・告別式を行い、親族や友人・知人、会社関係者など多くの参列者を受け入れる「一般葬」について、80.0%が「費用が高額になりそう」と回答。「準備が大変」「遺族の負担が大きい」というイメージが強い一方、「多くの人に弔ってもらえる」「厳粛」「きちんとお別れできる」といった声も挙がった。

 親しい身内やごく親しい友人のみで行う小規模な「家族葬」では、「費用を抑えられそう」が77.9%で最多。「参列者対応が少ない」「故人とゆっくり過ごせる」といった前向きなイメージが多く、一方で「小規模」「参列できない人への配慮が課題」といった意見もあった。

 通夜を行わず、告別式から火葬までを一日で行う「一日葬」も、「費用を抑えられそう」「日程負担が少ない」と好印象が多い一方、「簡素」「別れが短い」「遠方の参列が不便」という懸念もあった。

 火葬のみを行う、儀式を最小限に抑えた「直葬」も、「費用が抑えられる」「手間が少ない」との声が多い一方、「理解されにくい」「気持ちが満たされない」といった不安も目立った。

 自身の葬儀については、59.7%と6割近くが「家族葬」と回答。「自分の気持ち的には直葬で十分ですが、家族もいるので体裁的にも形式的なものは一応やっておいたほうがいいと思いました(40代男性)」「費用負担が少なく、家族だけで最後のお別れをしたい(50代男性)」「身内に弔ってもらえれば幸せ。友人知人を呼んでまで取り計らう必要が個人的にないため(50代男性)」など、家族への負担を思いやる声が多かった。

 将来的な家族の葬儀でも家族葬を検討する声が70.3%と最も多かった。「家族だけで気兼ねなくゆっくり過ごせる」「静かにしっかりお別れできる」「費用負担が少ない」といった意見があり、直葬より温かく、一般葬より負担が軽い点が支持されている。

 ◆自由に家族葬(https://jiyuni-kazokusou.jp/)

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