ゲーム「鉄拳8」の大会で95歳と92歳が拳をかわし話題になっている。
予選は8人のシングルエリミネーション方式(敗者復活無し)のトーナメント形式で開催。勝ち上がった95歳の横田玲子さんと92歳の酒井ヒサ子さんの2人で決勝戦が行われた。優勝した92歳の酒井さんはクラウディオを自在に操り、情熱的にボタンを押す様子は解説者に「バッハがピアノを弾いているよう」と評されるほど。
この大会を主催したのは一般社団法人ケアeスポーツ協会。壁を突き破る熱戦はSNSで大きな話題を呼んだ。なぜ鉄拳なのか。上達方法は?一般社団法人ケアeスポーツ協会広報担当の浜進平さんに話を聞いた
ーー数々のゲームの中で「鉄拳」が選ばれた理由は?
浜:私が普段は鉄拳のプロ選手として活動しているのがきっかけ。オセロと将棋がメインだったケアeスポーツでも一度「鉄拳」をやってみるのはどうか?と弊協会代表理事から提案があり、エキシビションマッチとして始めました。「鉄拳8」には初心者でも協力な技やコンボが出せる簡単操作モードがあるんです。やり込まなくても爽快感や豪華な視覚効果を体験できるので、高齢者の皆さまにもゲームの楽しさを実感してもらえます。
ーー上達のためにしたことは?
浜:座学で勉強するというよりは、とにかくプレイして体で覚えてもらうことを優先しました。また、職員さんにも楽しんでもらいたかったので、職員さん用の動画を作成し、練習していただきました。出場された施設にはPlayStation5を常設しているんですよ。
――今後の予定は?
浜:「鉄拳8」は引き続き継続の予定。現在は東海三県のみに絞って参加者を募集していますが、今後は全国大会や、老若男女関わらず出場できる大会の開催も考えています。
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SNSでは「こち亀の世界」「楽しそうにプレイしていて嬉しい」「女性はコミュ力高く新しいモノに馴染むので分かる」「勝てる気がしない」などの反響が集まった。ゲーマーおばあちゃん達の今後の試合も注目だ。