抜け毛を集めてできるヘアドネーションが、SNS上で大きな注目を集めている。
「集めた抜け毛をヘアドネーションするにあたって、最後に記念写真を撮りたいなと思ったのだけど、どう撮れば良いかわからず
記念写真というか心霊写真に近くなってしまった、違うそうじゃない、呪物じゃない」
とその模様を紹介したのは声優で歌手の山田じぇみ子さん(@gemiko_voice)。
ヘアドネーションと言えば長く伸ばした髪を切って行うものというイメージ。しかし31cm以上の長さがあれば抜け毛も寄附することが可能なのだという(各団体によって条件に差異あり)。
これなら寄付する本人にとっても負担が少なく、周知されればヘアドネーションの輪は格段に広がるのではないだろうか。
山田さんにお話を聞いた。
--抜け毛のヘアドネーションをご存知になった時期は?
山田:抜け毛のヘアドネーションを知ったのは2年程度前になると思います。
いつかヘアドネーションにはトライしたいとずっと思っていました、ロングヘアが自分のアイコンとなっていて、お仕事でも有効だったのでなかなか切ることができずにいました。
しかし抜け毛であれば、集めるのは大変だけど切る必要がないし、切るよりも長い髪を寄附できるので良いなと思い、始めました。
少しでも闘病している子供たちの応援になると嬉しいです。
--ご投稿に対し大きな反響がありましたね。
山田:たくさんの方に見て、リアクションをしていただけると思っていなかったので驚きました。
抜け毛でもできますし、髪をお渡しする方法以外でもこの活動を応援ことができるので、少しでもヘアドネーションのことを知っていただければ幸いです。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「抜け毛を集める発想はなかった。ロングヘアの方が根気よく集めたら、数年に1回バツンと切るくらいの量が貯まるかも知れない。」
「抜け毛もヘアドネーションできること初めて知りました。剛毛かつそれなりに長髪、シャンプーの度抜け毛がゴッソリなので集めてみようかな…」
「素晴らしい行為なのに…なぜか笑える……いや、本当に立派な行為です😆」
など数々の驚きの声、感激の声が寄せられた今回の投稿。ご興味ある方はぜひヘアドネーションを募集している各団体のホームページ等、チェックしていただきたい。
なお今回の話題を提供してくれた山田さんはsteamで配信中のゲーム「ざこのあひる」でキャラクターボイスを担当している。“生意気なメスガキの須垣メアリーに煽られながら、クセの強い挙動のあひるで踏破を目指す、イライラ登山アクションゲーム”ということなので、ご興味ある方は要チェックだ。
山田じぇみ子さん関連情報
Xアカウント:https://x.com/gemiko_voice