ガービッジは、レコード業界における「搾取」が原因で、ライブ活動からの引退を決意したという。現在のUSツアーを最後としていることについて、フロントウーマンのシャーリー・マンソンは、ライブにおける「経済面」を考えると、続けていくことがとても困難になったからだと説明している。
今月17日のワシントンD.C.公演で、シャーリーは観客に「音楽業界の経済面を考え、私たちのツアー活動を抑える必要があると決めた」「レコード業界の搾取により、ツアー活動がとても難しくなっている。文句を言っているわけじゃない。私たちは素晴らしい経験をしてきたから」と話しかけた。
そして、若手ミュージシャンたちの面している困難な状況について触れ、「仕事を休んでツアーする若手ミュージシャンが心配だから言ってるの」「彼らは車で寝たり、時に、モーテルとは名ばかりの怪しいところに滞在したりしている。それは危険なことだから、容認できないし、やめるべき」と続けた。