高校生を対象としたマーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」はこのほど、全国の現役高校生565人を対象に「人生のピーク」に関するアンケートを実施。人生のピークは「20歳より前」「20歳より後」どちらだと思うかについて、イマドキ高校生の考えが明らかになった。
アンケート結果によると、53.5%が「20歳より前」と回答。“10代のうちに人生のピークはやってくる”と考えている高校生のほうがやや多いという結果になった。理由を見ると「青春がつまっているから」「たくさん青春を味わえるから」「青春が人生の全盛期」など“青春”の2文字を出す声が多数。人生において“青春”は若い時の一瞬しかないもので、それだけ価値の高いものだと考えているようだ。
また、その他の理由には「進学などでほとんどの人生が決まる」「中学・高校生活で何をするかが深くその後の人生に関係してくる」「いろいろな人と出会って別れたり、20歳以降の人生計画を決めたりするから」と、人生設計の観点から20歳前がピークと考える高校生もいた。
一方で、人生のピークは「20歳より後」と回答した高校生からは「お金を稼いでなんでもできるから」という金銭面の意見、「車でいろんなところに行ける」「お酒が飲める」など法的に解禁されるものを理由に挙げる声があった。
同調査では「“20歳までが残り80年の生き方を決める大事な時期”と考えている高校生は『20歳より前』が人生のピークと考える傾向にあり、“20歳以降の残り80年の方が人生が長い分、それだけいろんなことがありそう”と考える高校生が『20歳より後』が人生のピークと考える傾向」とまとめている。
◆出典
ワカモノリサーチ（https://wakamono-research.co.jp/media/）
