女優のケリー・ワシントン(48)は、父親と血が繋がっていないことを「偶然」知ったという。ケリーは、両親が何十年も秘密にしてきた、自身が精子提供により生まれたという事実を知ったことを、人生の「転機」と捉えているそうだ。
ケリーはインスタイル誌にこう語った。「完璧なタイミングだったでしょう?計画していたわけではないの。私たちに偶然この事実が明かされたの。幸運な時には物事が完璧に展開していくものだと改めて考えると、人生の転機を迎えていたと言える。自分自身を見つめ直し、自分が何を望んでいるのか、そしてこれからどこへ向かうのかを改めて考えることができたわ」と明かし、「母は、私たちの家族で変わったことは、お互いを傷つけることを恐れなくなったことだと感じていると言っていた。それはとても力強く、深い意味を持つ出来事だった。なぜなら、愛には避けられない心の痛みが伴うから。ここ数年の私たちの歩みは、私たち全員に、ありのままの自分でいること、そしてたくさんの愛と思いやりを持って真実に立ち向かうことへの勇気を与えてくれた」と続けた。
ケリーは2023年に出版した回顧録の中で、この事実を告白しており、それによりこれまで以上に勇気が湧いてきたと語っている。