リリー・ジェームズが、『クリフハンガー』に出演したことをきっかけに山登りの「中毒者」になっているという。シルヴェスター・スタローン主演1993年公開のオリジナル作のリブート版でピアース・ブロスナンと共に主演しているリリー、撮影中は素晴らしい時間を過ごしたそうだ。
ハリウッド・リポーターにリリーは「人生最高の時間を過ごしたわ。本当に大変でね。何週間も毎日5時間クライミングをしていたから」と話し、「ノンストップで山に登ったから本気で好きになった。身体と精神、魂に響くアクティビティね」とハマった様子。「今や私は登山中毒。映画では自分で全部登ったし、本当に強くなった。撮影の合間にはひたすら腕立て伏せをしていたの」と明かした
来年公開予定の同作をシェアできることが待ちきれないとして「『クリフハンガー』を本当に誇りに思う。今は編集中で準備段階。とても期待している」と語り、「本当に凄い再映画化。予想外の展開もあるにはあるけど、オリジナル作の魅力はそのままに仕上がっていると思う」と楽しみにした。
一方、2018年のミュージカル映画『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』以来となるピアースとの共演については「彼がいてくれて私たちは本当に幸運だった。今回の映画での彼は素晴らしいわ。最高の紳士の一人だし、この物語での父親はとても素晴らしかった」と振り返った。
同作でピアースと父娘役で共演したリリーはスクリーン・ラントにこう話してもいた。「人生で最もスリリングな体験をした。ドロミテ(イタリア北東部のアルプス山脈)で撮影してね。6週間山にいたの」「本当に山からぶら下がって、異常な吹雪で何度も撮影中止になってしまった」
そんな同作にはオリジナル版のスタローンもガブリエル・ゲイブ・ウォーカー役で再演予定だったものの、最終的にプロジェクトから降板、リリーとピアースが代わりに率いることとなった。