グリーンランドの氷山からの水のボトル(750ml)が95ドル(1万4000円)で販売されている。米国ワシントンD.C.にあるミシュラン三つ星レストラン「ジ・イン・アット・リトル・ワシントン」には世界中の氷河やその他の水源から集めたドリンクを提供する「ウォーター・メニュー」があり、グリーンランドのものは1万5000年前の氷山から溶けたものだという。
同レストランのウェイター、キャメロン・スミス氏は「実際、水としてとても香りが良いです」「雪が降っているようです。この水を口にくゆらすととても軽い、非常に神秘的で古代の台地といった質感があります」と説明した。
ちなみにドリンクメニューの中には無料のバージニア・ウォーターもあり、全ての水に塩辛さ、甘さ、滑らかさの点数が付けられている。スペイン産の由緒ある天然炭酸水、ヴィッチー・カタランは最も塩辛いとされ、バージニア州、カリフォルニア州、ルーマニアからの水が最も甘いと評価されている。
同レストランのシェフ兼経営者のパトリック・オコネル氏は「私たちのメニューに沿ったペアウォーターメニューを作ることができますね」として「これらの水は本当にユニークです。3000年前の地下氷河の水もあります」「一度も空気に触れたことがないのです。これらの水の種類、味、触感はとても魅力的です」と続けた。