マイナカード利用で転売防止&顔認証入場 2万2000人アイドルイベントで実験 個人の複数アカウント購入防止

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
ロージークロニクル
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 ハロー!プロジェクトのグループが総出演するコンサートイベント「ひなフェス 2025」が29、30日、千葉・幕張メッセで開催された。イベントではチケットの不正転売を防ぐために、デジタル庁がチケット販売システムの実証実験を行った。

 マイナンバーカードの本人確認機能を使った新たなシステムで、来場者は事前に発行された二次元コードとチケット購入の際にアプリで登録した顔認証で会場に入場する。2日間4公演で、約2万2000人の動員があり、その中の1割以上の観客がマイナンバーカードを利用したという。

 1人1枚しか持つことができないマイナンバーカードを利用することで、複数のアカウントを作って1人が大量購入することを防ぐことができるため、転売防止にもつながる。また、事前登録は必要だが、顔認証を使うことで入場がスムーズになり、大規模な会場でのイベントも効率的に運営できる、というようなメリットがある。

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