南海キャンディーズの山里亮太が15日、日本テレビ系「DayDay.」で、宝塚歌劇団の会見について言及。山里は宝塚の大ファンで「すごいショーの裏にこんなことがあるんだって知ってしまったショックもある」と語った。
この日は14日に行われた宝塚歌劇団の会見を取りあげた。9月に劇団員の女性が急死した問題で、宝塚側は遺族側が訴えている上級生によるパワハラやいじめについては確認できなかったとしている。
宝塚のファンである山里は、今回の問題について「ボクは舞台を見て魅了されて、それで宝塚が大好きになって、ここ最近ファンになったばっかりですけど、すごいショーの裏にこんなことがあるんだって知ってしまったショックもある」と沈痛。
そして「今が変わらないといけないときだって感じたんですけど、会見、遺族側と宝塚側の会見の差を見ると、ジェンヌさん達が楽しく、素晴らしいショーを、好きな宝塚で一生懸命やるっていう会社に変わっていくという風には正直、宝塚側の会見では感じられなかったので、もっとしっかりしてほしかったというのはある」と、会見を見た率直な思いを語った。
宝塚側は、いじめやパワハラは「確認できなかった」としているが、過密な公演スケジュールは見直すとし、来年は年間興行数、週の公演数などを減らすとしている。
これにも山里は「110年という歴史、伝統という言葉の中で直さないといけないことが隠れてしまっていたのかもしれないのでそこにはしっかりメスをいれるべき」とコメント。ただ年間の興行回数が9から8となることには「この改善策であの(日々の)スケジュールが見直しになるのか」と疑問も。亡くなった劇団員の遺族は、朝から晩まで練習をした上、帰宅後も舞台で使うアクセサリーや書類の整理などで睡眠時間もほとんど取れなかったと訴えており、山里は「1興行、(クオリティが)とんでもない。作り込み方が。これだけで解決できるのか」と指摘。