「酢酸菌ライフ」がこのほど、これから一層本格化する花粉シーズンを前にして、全国の花粉症に悩む15歳~69歳の男女1174人を対象に「花粉症に関する意識調査」を実施。その結果を発表した。
今回の調査で花粉症持ちの「約8割」(79.0%)が春以外の季節にも症状を感じており、症状が重いほど長期化の割合が高まることが判明した。また「花粉症症状が出る時期」について質問したところ、「春」と「秋」にピークを迎えながらも、症状が1年中続く「通年化」の傾向が強まっていることがわかった。
続いて花粉症に悩む人に「対策開始の時期」を尋ねたところ、通年で対策を行っている人は全体の「約10%」程度ということが分かった。一方で、「症状が出てから対策を始める」と回答した人が約半数(49.8%)を占めていた。重症者は「飛散の1~2週間ほど前から」「飛散の1か月ほど前から」と回答する割合が他の層よりも高く、早めの準備を心がけている様子が伺える。ただ「1年中対策を行っている」という割合は全症状層で低い結果となった。
具体的な対策方法について尋ねたところ、半数以上を超える回答は「マスクや花粉用メガネをする」(58.0%)、「目薬や点鼻薬をする」(54.0%)、「医師からの処方薬もしくは市販薬を服用する」(50.8%)の3つという結果に。他の回答を見ても、外的対策が中心で、身体の内側を改善する対策は後回しにされがちであることがわかった。