アル・パチーノ、泥酔して女性ファンに誘拐された過去 車で連れ去られる

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アル・パチーノ
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 俳優のアル・パチーノは以前、女性ファンに誘拐されたことがあるという。「ゴッドファーザー」シリーズなどで知られるアルは、長年断酒を続けてきているものの、酒に溺れていた時代には、酔って知らない女性の車に乗り込んでしまったことがあるそうだ。

 アルは、新しく発売された回顧録『ソニー・ボーイ』の中で、俳優ジーン・ハックマンの弟リチャード・ハックマンと飲みに行った時のことを、こう振り返っている。「酔っ払って帰り道がわからなくなった」「ある女性に『家まで送って行ってあげる』と言われた」「そして迷うことなく、彼女の車に乗った」

 しかし車が滞在先に向かっていないことに気づいたという。「車が進む中、朦朧としながらも、彼女が私を滞在先に連れて行ってくれていないことは分かった。私は彼女に『何が起こっているんだ?』と聞くと、彼女はストレートに 『あなたを誘拐しているのよ』と言った」

 当時すでに『ゴッドファーザー』(1972年)で有名になっていたアルは、女性の行動は「攻撃的な誘い」以上のものだったとしており、身の危険を感じたことから、走行中の車のドアを開け、そのまま飛び降りると脅したという。「少し酔っていたけど、必要なら動いている車から飛び降りる準備はできていた。こんなことはさせないってね」

 その脅しは功を奏し、女性はアルを滞在先まで送ることに同意したそうだ。

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