bondavi社がこのほど、同社が運営する集中アプリ「集中」のデータから、都道府県別の自主学習時間を集計(サンプル数:76628件)。その結果を公表した。「集中」のユーザーは90%以上が学習用途(72.4%が学生、18.8%が社会人)にアプリを利用していることが分かっている。
集計の結果、全体の傾向としては人口密度の高い都道府県(人口密度トップ5の平均117.2分/日、人口密度ワースト5の平均107.0分/日)は学習時間が多い傾向に。都道府県を人口密度順に並べると、人口密度の高い都道府県では学習時間が長い傾向が確認された。bondavi社は「都会では年齢が低い頃からの受験文化から始まり、学習の動機となる競争が強い傾向にあると思われます。上記データの背景には、そのような競争社会が一因としてあるのかもしれません」と見解も述べた。
しかし、学習時間がもっとも多い山口県(124.0分/日)は人口密度が高い訳ではなく、それだけでは説明のつかない結果に。bondavi社は「現時点では十分な説得力を持つ説は見つかっておりません。データを公開しますので、理由についてご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、検討いただけますと幸いです」と意見を求めていた。