EXO(エクソ)のリーダー・スホが14日、ドラマ「世子(セジャ)が消えた」(原題)の放送終了インタビューに応じ、チームメートと所属事務所の紛争について言及した。
奇しくもこの日の午前、EXO-CBX(-チェンベクシ:以下CBX)が所属事務所のINB100を通して、SMエンターテインメント(以下、SM)に精算金請求訴訟を提起すると声明文を発表。
スホは「僕と他のメンバーは、(CBXサイドの)記者会見や今朝の訴訟発表など、全て記事を通して知った」と明かし「実際のところ当惑しているし、もどかしい思いだ」と口にする。
そして「他のメンバーも心労を抱えている」と言いつつも、「何より心配なのは、ファンの胸中だ。リーダーとして、本当に申し訳ないと伝えたい」と頭を下げた。
メンバーたちは、CBXと対話したそうで「『(CBXに)いったいどうしたんだ』と尋ねたら、『記事に出たままだ』『SMに要請している』と説明された」という。またこの時「3人は『昨年に続いて、再び会社と衝突を起こしてしまい申し訳ない』と謝罪した」と明かした。
再びEXOの完全体の姿は見られるだろうか。スホは「先日デビュー12周年を記念して、ファンイベントを行った。ウインターアルバムも準備している。来年はカイとセフンも韓国軍から除隊する」「今年から来年の計画を、SMと相談していた」と説明。「無理なくうまく進行して、音楽で恩返しすることがリーダーとしてやるべきこと」としながらも、「とはいえ、偉そうなことを言える状況でもない。心配だ」とため息をついた。
それでも最後には「リーダーとして、3人としっかり話し合う。どうにかして、EXOの活動に支障のない方向に、うまく導いていきたい」と約束した。
これに先立ち、CBXは11日に記者会見を開き、SMと全面戦争を宣言。「SMが、個別活動合意事項(音源レコード流通手数料率5.5%)を守らなかった」と非難した。CBXサイドによると、SMは3人に流通手数料率5.5%を口頭で約束したいう。CBXはこの合意を信じて、SMに個別活動売上の10%を支払うことで契約したという説明だ。
しかしSMサイドの言い分「5.5%を受け取れるように手伝うという意味であって、保証したわけではない」反発。実際、合意書にはこの条項は抜けていると指摘し。「ロイヤルティー10%の支払いを履行せよ」と訴訟を起こした。