ウィリアム皇太子が長男のジョージ王子(10)に英国空軍パイロットの素質があることを明かした。自身も2010年から2013年にかけてウェールズにある英国空軍のヴァレー基地捜索救命パイロットを務めたウィリアム皇太子は21日、がん治療を受けているチャールズ国王が欠席の中開催されたバッキンガム宮殿でのガーデンパーティーの場で、ジョージ王子が軍隊に入る可能性を示唆した。
ハロー!誌によると、英国空軍コニングスビー基地で従軍牧師を務めるクリッシー・レイシー少佐との会話で、ウィリアム皇太子は「将来パイロットになる可能性のある」ジョージ王子は同基地への訪問を大喜びするだろうと語っていたという。
ジョージ王子は昨年、皇太子や現在はがんの予防的治療のため公務から退いている母キャサリン妃、シャーロット王女(9)、ルイ王子(5)と共にグロスターシャー州のフェアフォード空軍基地で開催された世界最大の軍事航空ショー「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)」を訪れ、笑顔で楽しんでいる姿が報じられていた。
また2016年に同イベントを訪れた際には、当時2歳半だったにも関わらずヘリコプターの「テールローター」部分を名指しできたことで、周りを驚かせていた。
ウィリアム皇太子とキャサリン妃はそれぞれ英国空軍と強い繋がりがあり、2023年8月には、皇太子がヴァレー基地の名誉准将で、祖父の1人が英国空軍に従事していたという妃がコニングズビー基地の名誉准将に就任したことがチャールズ国王により発表されていた。