男性同士は、女性の好みが違うと友人になる傾向が強いという研究結果が出た。大学生の男性と女性を対象に、外見の魅力や知性、ユーモアのセンスなど、パートナーに求める10の特徴をリスト化するオンライン調査を実施。被験者には異性の写真を見せて魅力の観点からランク付けしてもらい、男性と女性に分けて友達作りのスピードセッションに参加してもらった。
その結果、男性は女性の好みが異なる男性と友達になりやすいという結果が得られた一方で、女性にはその傾向がないことが判明した。
研究を指導した米カリフォルニア州立大学サンバーナーディーノー校のケリー・キャンベル教授は話した。「男性は、違った異性の好みを持つ人との方が、対人関係において相性が良かったり繋がりが強いことがわかりました」
「男性は(女性との)関係から生まれた子供が自分のものであることを確認する必要があります。そうしなければ、別の人との子供に多くの時間やリソースを費やしてしまうリスクがあるからです」「ですから自分の周りには、自分の配偶者、妻、ガールフレンドを魅力的と感じない男性友達がいることを好むのです」