MLBジャーナリストのAKI猪瀬氏が21日、日本テレビ系情報番組「news ebery.」に出演。ドジャース・大谷翔平選手の通訳を務め、20日に解雇された水原一平氏について語った。
水原氏とは親交が深かったという猪瀬氏は、初対面時の印象として「ほのぼのとして、そしてほんわかな雰囲気で、とてもアメリカで育った人っていう感じではなかったですね」と述懐。2月に行われたドジャースのキャンプ取材でも接触しており、「その時の印象は18年に(初めて)会った時とそのまま」としつつ、「その後(キャンプ地の)アリゾナで取材を続けている人たちに聞くと、その後何か、日に日にどんどん痩せていってしまっていた」と、変化が見られていたという証言を紹介した。
米報道によると、水原氏は違法なスポーツ賭博で借金を重ね、大谷の口座から約7億円を窃盗したとされている。水原氏がドジャースから受け取っていた報酬について、猪瀬氏は「現地アメリカの報道によりますと、ドジャースに移籍してきた一平さんの給料っていうのは、年間50万から60万ドル。これはエンジェルス時代よりもはるかに多くの給料が出てるという風に言われています」と説明。日本円で約8~9千万円におよぶと紹介した。