みんなでつくる党の大津綾香党首(31)が19日、声明で、斉藤健一郎(43)、浜田聡(46)両参院議員を除名処分にしたと発表した。
斉藤、浜田両氏はみんつく党への所属を示す国会議員の承諾書、宣誓書を16日までに総務省へ提出せず、同党は2024年度の政党交付金(助成金)を受ける資格を失った。
大津氏は「両議員の極めて無責任かつ不誠実な行動に対し、強い遺憾の意を表します」とした。斉藤、浜田両氏はすでに離党する意思を公言していたが「両議員は、各々SNSなどを通じて党を離れる旨を公言していますが、党規約に定める手続きに基づく『離党届』が提出されていませんでした。よって、昨日開催した役員会の決議により両議員を除名処分とし、本日付で両議員宛に『除名処分通知書』を発出しました」と説明した。
さらに「今後、両議員に対してはしかるべき法的措置を検討することに致します」と明かした。大津氏は「昨日付で党所属の国会議員はいなくなったことになります」とし、政治資金規正法、公職選挙法上は政党であるものの、政党助成法上では政党で無くなり、政党法人格付与法上は法人格を有する政治団体になるとした。