れいわ新選組の山本太郎代表(49)が17日、国会内で会見し、5日夜に能登半島地震の被災地入りした際、炊き出しのカレーを食べたことをSNSに投稿したことに非難の声が上がったことについて「私が食べさせていただいたカレーっていうのは、夜9時ぐらいとかそんな時間帯。全体の配食が終わって、NPOの方々もみんな食べ終わられた後の、本当に残りのものだった」と説明した。
被災者のための炊き出しを食べたことで〝炎上〟した山本氏だったが「物議というか、人々の何かしら議論が生まれることに関しては、それでいいと思っています」と振り返った。カレーを炊き出した現地のNPO法人から勧められたとして「おいしいものを作ったから、最後に食べてってよっていうことに関して、これを断る理由はない」と強調した。
炊き出しを食べながら、コミュニケーションを取ることが非常に重要だと力説した山本氏は「山本太郎のカレーごときでこれだけ炎上する話なんだから、この先応援の職員たちが食べたことに対して炎上する余地がある」と、自治体職員などが炊き出しを食べることについても批判的な声が上がることを危惧した。
山本氏は「自治体職員だって被災者。加えてこれから応援に入る方に対しても、当然温かい食事を提供されなきゃダメですよ。この災害において食糧供給の体制さえもしっかりと組めない状況があったことが問題。叩かれるべきことではない。気遣いをしながら活動をしなきゃいけないというようなストレスを与えるべきではない」と指摘していた。