日本一の漫才師を決める「M-1グランプリ2023」の準決勝が7日、都内のNEW PIER HALLで開催された。史上最多8540組がエントリーし、ワイルドカードで復活したダブルヒガシを含む31組が出場した。
決勝進出への選考対象ではないものの、準決勝最初にステージに立つ恒例のベストアマチュアには、東大生のオノハラ、早大生のホリコシによるナユタが輝いた。ナユタは準々決勝で敗退ながら確かな足跡を残し、ホリコシは「すごくうれしいです」と語った。東大に通いながら芸を磨くオノハラは「漫才が一番熱い」などと語った。両者はプロ志望を明らかにし「吉本に入りたいです」と声をそろえた。
一番手で登場した高学歴コンビは、M―1の過去優勝者、イベントをモチーフにしたネタを披露した。また、新設のベストキッズ賞にはラブリースマイリーベイビーが輝いた。
準決勝の出場順は次の通り。
▶A組…ベストアマチュア(ナユタ)、ダブルヒガシ、ぎょうぶ、きしたかの、ドーナツ・ピーナツ、ママタルト、フースーヤ、トム・ブラウン
▶B組…華山、スタミナパン、豪快キャプテン、オズワルド、ヘンダーソン、くらげ、バッテリィズ、真空ジェシカ
▶C組…ナイチンゲールダンス、鬼としみちゃむ、令和ロマン、ニッポンの社長、ダイタク、20世紀、エバース、モグライダー
▶D組…ダンビラムーチョ、ヤーレンズ、ロングコートダディ、ななまがり、シシガシラ、さや香、カベポスター、マユリカ