もう一つの忠臣蔵があった!赤穂藩で勃発した「日本最後の仇討ち」気鋭の史家が描く力作 好評発売中

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
「仇討ちはいかに禁止されたか?」濱田浩一郎著
「仇討ちはいかに禁止されたか?」濱田浩一郎著

  ◆仇討ちはいかに禁止されたか? 「日本最後の仇討ち」の実像 (濱田浩一郎著・星海社新書=税別1250円)

 もう一つの“忠臣蔵”があったことをご存じだろうか?

 時は幕末文久二年。藩政改革を目指す赤穂藩の家老・森主税とブレーンの村上真輔は、体制変革を狙う下級藩士・西川升吉らに惨殺された。彼ら「赤穂志士」は、要人暗殺には成功するも体制変革は叶わず、流浪の運命をたどった。そして維新後の明治四年、暗殺された村上真輔の息子・村上四郎たちは高野山で「志士」を待ち受け、「高野の仇討ち」を実行する。しかし、みごとに親の仇を討った四郎らを待ち受けたのは思わぬ法の裁きだった―。

 「日本最後の仇討ち」とされる事件は、江戸時代中期の忠臣蔵で知られる赤穂藩の志士たちによって、決行された。幕末に勃発した、もう一つの仇討ち劇を題材に、気鋭の史家、濱田浩一郎氏が幕末維新の価値観を鮮やかに描く。

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