話題の「ツタンニャーメン展」”石板”を新公開 黄金マスクなど「秘宝」の展示会

ツタンニャーメン発掘現場の様子=提供
ツタンニャーメン発掘現場の様子=提供

 「古代猫文明」の”秘宝”28点を世界初公開する特別展「ツタンニャーメン展」が11月11日から京都府の寺院型ミュージアム・猫猫寺(にゃんにゃんじ)で開催される。ツイッターではポスター画像が拡散され、「気になる」「行きたい」と盛り上がっている。謎に包まれた展示の一端を同館の加悦徹さんが明かした。

 加悦さんによると、同展は、猫族によって築かれ猫歴2299年頃を中心に「ネコソール」付近で数万年間続いた「古代猫文明」の遺物を”世界で初めて”公開する展示会。ピラミッドから見つかった猫耳を立てたツタンニャーメン王の黄金色のマスクや、一族のひつぎ、古代猫文明の文字「ネコログリフ」が書かれたパピルスなど、考古学者のニャンダ・カーダ氏が発掘した秘宝が並ぶという。このほど、同展に出品予定の、猫歴2300年頃に描かれたとされる「ツタンニャーメンがニャーを授けている場面」の石板が新たに公開された。

 同展では副葬品などからツタンニャーメンの謎を解き明かす。加悦さんは「猫族はツタンニャーメンから大切なことを授かって、仲良く暮らしていた。猫族の叡智を見ていただければ」と力を込めた。

 会期は来年2月27日まで。会場では展示品の詳細を記した「図録」やポストカードも発売する。また、ツイッターでの好評を受け、地方巡回展示も検討している。 

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