新日本プロレスとスターダムの「合同戦略発表会2023」が10日、東京・飛行船シアターで行われ、スターダムが来年1月4日に東京ドームに近接するTDC(東京ドームシティ)ホール大会の開催が明らかにされた。新日本との合同大会開催も発表された。
TDCホール大会は午後3時終了予定の昼開催で、ファンにとっては同日に開かれる恒例の新日本プロレス・東京ドーム大会への連続観戦が可能となる。メインカードはIWGP女子王座戦と発表された。
会見に出席した現王者の岩谷麻優は、今後米国での防衛戦が控え「必ずベルトを持って帰ってきたい」と決意を口にした。これに伴い、新日本・東京ドーム大会でのスターダム選手の出場は見送られる見込みと伝えられ、不服そうな表情を見せた。「必ずメインを戦い抜いて、夜の興行にも出たいです」と新春の大舞台を思い描いた。
発表会の最後には、昨年11月に有明アリーナで開催された両団体の合同興行の第2弾「Histоric X―Over2」の開催が発表された。会場、開催日は追って発表される。
スターダムのアイコンとして岩谷は、会見で同席した新日本の〝エース〟棚橋弘至に「前回も組みたかった。エースとアイコンで組んでみたい」と男女混合マッチでの顔合わせを提案。棚橋から「やりましょう。年に1回、普段は見られない大会としては面白いと思う」と呼応され、笑顔を見せていた。