階段を上ること、手早い床の拭き掃除で死亡リスク減少か 成人2万5千人以上を豪大学が調査

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画像はイメージです(taka/stock.adobe.com)
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 階段を上ることで死亡リスクが減少するという研究結果が出た。他にも速いペースでの床の拭き掃除など短時間に集中した付随的な活動を毎日の生活に取り入れることが健康維持につながるという。

 オーストラリアのシドニー大学が、英国に住むスポーツやエクササイズをしない2万5000人以上の成人に向けて調査を行った。参加者に運動を計測する装置を手首につけてもらったところ、短時間の運動が心臓発作や脳卒中、8年間にわたりいかなる原因での死亡の激減につながることという結果が得られた。

 今回の研究を指導したエマニュエル・スタマタキス教授は「階段を歩いて上ることから、手早い床のモップ掛けまで、ここ数年で私たちの健康にいいのは決まったエクササイズだけでないことがわかってきました。しかし付随的な活動と健康への効果の関係について、私たちはまだほとんどわかっていません」と話した。

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