週末だけ行うエクササイズでも、毎日行うそれと同じだけの健康促進効果があることがわかったきた。最新の研究によると、「ウィークエンド・ウォリアー」こと週末のみ運動をする人々は、毎日運動をしている人々と同じく心臓病や脳卒中のリスクが低いことが判明したという。
今回、UKバイオバンクは9万人の成人を対象に、毎日の運動を記録する装置を取り付けデータを分析した。1日もしくは2日のみ集中的に運動する「ウィークエンド・ウォリアー」だと自分をカテゴライズした42％の大人に、同じだけの健康促進の効果が見られた。
米マサチューセッツ総合病院の心臓専門医パトリック・エリナー氏は話す。「今回の結果は、身体活動に関して、例え週に1日、2日だけの集中的なもののみであっても心血管疾患のリスクを下げる効果的があることを示唆しています」「最も大事なのは運動のパターンではなく、その総量であると言えます」
