ウィリアム皇太子がウィンザーの敷地内を移動するために電動スクーターを購入したようだ。父親のチャールズ国王に会いにゆく際に広大な王室の土地を素早く移動するために、環境に優しい二輪車を使っているという。
ある関係者はザ・サン紙に対して「理にかなっています。国王に会う必要があるときに、城までさっと行くことができるのです。アデレード・コテージの自宅からウィンザー城までは往復2、3マイル(約3.2~4.8キロ)ありますから、車や徒歩よりもスクーターの方が楽なのです」と語った。
近年、電動スクーターの売れ行きは急上昇しているが、法律では私有地内での使用のみが許可されている。
そんなウィリアム皇太子は以前、自身のバイク愛を語っており、2011年のキャサリン妃との結婚式の前夜にもロンドンでバイクに乗ったりしていたが、父親になってからは控えるようにしているという。キャサリン妃との間にジョージ王子(9)、シャーロット王女(8)、ルイ王子(5)をもうけた皇太子は、2018年のマン島TTレースでこう語った。「私は3人の子どもの父親です。控えないと。大勢と行くバイクでの旅行が恋しいですね。私にとってバイクは他の人々と一緒に時間を過ごすよい良い機会なんです」
一方、皇太子夫妻は14日、子どもたちを連れグロスターシャー州のフェアフォード空軍基地で開催された世界最大の軍事航空ショー「ロイヤル・インターナショナル・エアタトゥー(RIAT)」に出かけていた。大雨に見舞われるも、ウィル・エセックス空軍中佐の出迎えを受け、2人は満面の笑みを浮かべ握手を交わした後、昨年9月に行われたエリザベス女王の葬儀の際に棺の運搬に使用されたC-17輸送機の内部を家族で見学した。