ヘンリー王子 専門家にADDと診断される 名門イートン校時代にはいじめで骨折と告白

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ヘンリー王子
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 ヘンリー王子がイートン校時代に受けたいじめについて語った。4日、トラウマに関する専門家ガボール・マテ博士との90分に渡るインタビューを参加費19ポンド(約3100円)でライブ配信した王子、ラグビーの試合で鼻を数回骨折させられたことや、家族についても振り返っている。

 マテ博士が、痛みを恐れずラグビーのピッチに立っていたという王子について「危険な人だ」と話すと、王子はこう答えていた。「私はラグビーチームによく選出されていたのです。頻繁にイジメに遭い、ラグビーポストに押し付けられて、何回か鼻を折りましたね」

 一方、少年時代に「真の自分」を見つけることには苦労したそうで、「私は自分の家族とは少し違うんだという思いがありました。この器の中にいることに違和感があった。母親も同じように感じていましたから納得がいきました」と続けた。

 また両親のダイアナ妃とチャールズ国王を振り返り、親は子供たちの前で喧嘩するべきではないと王子は語る。「意見の相違や口論はその内容が何であれ、あってはいけない。幸運にも妻(メーガン妃)と私にはそれがありません」「子供たちの前でそれをするというのは一体どういう考えなのでしょうか?両親は私の前でたくさんそれをしていたんでしょうね。多分それが原因ですが、いいことではありません」

 マテ博士は今回のインタビュー中、王子をADD(注意欠陥障害)と診断、一方王子は自分とメーガン妃の間にいる3歳の息子と1歳8か月の娘が自分が持つトラウマに悩まされないよう気を配っていると話していた。

 さらに1997年にダイアナ妃が自動車事故で他界した直後は、セラピーに安らぎを見出すのは困難だったことを明かしている。「あの時は、セラピーに行ったら酷いことになると思っていたのです。私に残された物全てを、自分の母親に関して掴み放さなかった全てを失うと思ったのです。しかしそのような結果にはなりませんでした。その反対で、私は失わなかった」「母に自分がその不在を悲しんでいることを見せようとする代わりに、母は私にただ幸せになって欲しいと思っていることに気が付きました。胸のつかえが下りたのです」

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