痛恨敗戦の日本 吉田らのSNSに心ない書き込み 冷静さ求める呼びかけも「マジでやめよう」

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 後半、得点を許し、がっくりの守田(13)、吉田(22)ら(撮影・金田祐二)
 後半、得点を許し、がっくりの守田(13)、吉田(22)ら(撮影・金田祐二)

 「カタールW杯・1次リーグE組、日本代表0-1コスタリカ代表」(27日、アルラヤン)

 日本はコスタリカの守備を崩しきれず、後半36分にスキを突かれる形で失点。そのまま敗れた。2大会連続の1次リーグ突破は第3戦スペイン戦次第となった。失点の場面での日本の綻びを酷評するメディアも。同シーンでは自陣のゴール前で吉田の中途半端なクリアをカットされ、シュートをGK権田も弾ききれず、ゴールに吸い込まれた。

 初戦ドイツ戦の勝利で1次リーグ突破への機運が高まっていた反動か、試合後、一部選手のSNSが批判的な書き込みで荒れた。吉田のインスタグラムでは、最新の投稿には「しっかりしろキャプテン」といった叱咤のほか、「あのクリアはない」、「あなたのせいで負けた」などの批判的なコメント、また誹謗中傷にあたるような言葉も飛び交った。一方で「心ない言葉やめよう。まだ次がある」、「アドバイスとか批判はいいと思うけど、心ない言葉はマジでやめよう。少しは大人になろう」と、呼びかけるコメントもあった。また、伊東洋輝らのインスタグラムや、日本サッカー協会のツイッターでも同様な状況が起こっていた。

 試合後、吉田は「たくさんの批判が起こることは理解してますけど、個人的にもチームとしても日本代表としてもこういう大きな大会、注目される大会で批判はつきものだし、そういうことをマネージできなければ、ここには立てないと思っている。前回大会で川島選手がそういう姿をみせている。もう1回立ち上がらないといけない」と、語っていた。

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