ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのデヴィッド・ザスラヴCEOが、さらなる「ハリー・ポッター」映画の製作に意欲を見せている。ザスラヴ氏によると、同社はシリーズものに焦点を置いており、「ハリー・ポッター」新作の製作に向けて原作者のJ・K・ローリングから許可を得ようとしているところだという。
ローリングは、トランスジェンダー嫌悪ともみられるツイッター投稿が非難の的となっていた。人気シリーズのキャスト陣の中にも距離を置こうとするものもいたが、同社はタッグを望んでいるそうだ。
ザスラヴ氏は3日に行われた投資家向けの報告の中で、「我々はシリーズものに焦点を当てています。我々は13年間スーパーマン映画を出していません。『ハリー・ポッター』は15年です。DC映画と『ハリー・ポッター』映画は、過去25年にわたり、ワーナー・ブラザースに多くの収益をもたらしてくれました」
そして、「ハリー・ポッター」シリーズについては「将来的に『ハリー・ポッター』でJ・Kと何かできれば」と続けている。
さらに同氏は、「セックス・アンド・ザ・シティ」や「ロード・オブ・ザ・リング」なども含むシリーズものに重きを置く理由として、アメリカに留まらず、ヨーロッパやラテンアメリカ、アジアでも人気があり、確実に映画館で上映されることから、アメリカ国内における収益の2,3倍の海外収益を見込めることを挙げている。