NHK党の立花孝志党首(55)が21日、国会内で党の定例会見に出席。岸田文雄首相(65)、山際大志郎経済再生相(54)に「ぜひYouTubeでコラボしましょう」と党派を超えたコラボ動画を提案し、YouTubeの活用を勧めた。
立花氏は「YouTubeって我々政治家を守る素晴らしいアイテムっていうか…手段ですよ」と力説。テレビなどの報道では、発言が切り取られるとして「政治家はまず、YouTubeで一次情報を出す。前後の言葉の、切り取られる部分の全部をしっかり記録して、いつでも国民がチェックできる状態にしていくことが政治家を守ること」と、YouTubeの活用で発言の真意が伝わるとした。
24日の参院予算委員会で、質問に立つ同党の浜田聡参院議員(45)も「山際大臣や岸田総理に、自分自身でYouTubeチャンネルで発信してみてはということを提案していこうかなと考えております」と明言した。
浜田氏は「総理自身は首相官邸のYouTubeチャンネルとかで発信されていると思うんですけど…岸田総理も山際大臣もチャンネルで全くほとんど更新がない」と指摘。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる対応をめぐり、苦しい答弁が続く山際氏に「いま炎上してますので、彼自身も大変な思いをしてると思うんですけど、ユーチューバーからするとすごくおいしい状況で非常にチャンス。ピンチはチャンス」と説いた。