UFOの里「福島・千貫森」に注目!UFO研究所が画像や動画を報告、所長は指摘「プラズマの可能性も」

北村 泰介 北村 泰介
昨年8月、福島市の千貫森山頂付近から男子小学生が撮影した画像。画面中央にある雲の左上に円盤を連想させる飛行物体が写っている(写真提供・国際未確認飛行物体研究所)
昨年8月、福島市の千貫森山頂付近から男子小学生が撮影した画像。画面中央にある雲の左上に円盤を連想させる飛行物体が写っている(写真提供・国際未確認飛行物体研究所)

 昨年6月、福島市飯野町にオープンした「国際未確認飛行物体研究所」(通称・UFO研究所)が開所から1年となった25日、調査結果を報告した。国内外から寄せられた目撃情報452件のうち「極めてUFOの可能性が高い」とされた4件の画像や動画は同研究所の公式ホームページ(HP)で公開されている。UFO研究所の初代所長にして、月刊「ムー」編集長の三上丈晴氏は、よろず~ニュースの取材に対し、研究所のある同町の阿武隈高地に位置する標高462メートルの山「千貫森(せんがんもり)」とUFOとの関連性について注目した。

 同研究所のHPでは、発見順に4件のデータが記されている。

(1)写真1枚目
 発見日・2018年9月3日
 場所・長野県と富山県を結ぶ立山アルペンルート 
 発見者・長野県 男性

(2)写真2枚目
 発見日・2021年8月28日
 発見場所・福島県福島市飯野町千貫森頂上
 発見者・会津若松市 小学生 男子

(3)動画1件目
 発見日・2021年12月17日
 発見場所・会津磐梯山
 発見者・喜多方市 男性

(4)動画2件目
 発見日・2022年1月
 発見場所・福島県福島市飯野町
 発見者・福島市 男性

 そのうち、「最もUFOである可能性が高い」と評され、唯一の「S1」ランクとされた報告は(2)の男子小学生が千貫森頂上で昨年8月28日に撮影した写真だった。青空に浮かぶ雲の左上に、いわゆる「アダムスキー型」の円盤を連想させる飛行物体が写っている。

 もう1件、夜間に撮影された白い発光体の動画(4)も千貫森の周辺で、こちらも三上氏が高く評価した。この「千貫森」こそ、UFO研究所がある場所で、かねてから「UFOの里」と称されている。

 同研究所はHPで「千貫森」について詳しく解説している。

 スフィンクスを思わせる巨石群があり、イースター島のモアイ像のような「モアイ石」をはじめ、「船形石」「タイコ石」「くじら石」など、古代エジプトの大ピラミッドで発見されたものと同じ方位石があることなどから、このエリアには「異星人と交流できる文明がある」と考えられているという。また、縄文集落跡地で発見された土器には不思議な紋様が描かれている。さらに、玄武岩、花崗岩などの岩石が多く、遠赤外線効果と磁場が影響し、特殊なエネルギーが放出されているため、「宇宙の特殊な回復エネルギーが影響しているのではないか」と考えられているという。同研究所は「千貫森内での火の使用、ごみの投棄などは、UFOに誘拐される原因になり、二度と地球に戻って来れなくなります」とユーモアも交えて警告している。

 昨年6月の研究所発足時、三上氏は当サイトの取材に対して「研究所がある飯野町には千貫森というピラミッド形の山があります。ふもとには神社もあり、御神体山として古くから崇拝されてきた。いわば古代の聖地から情報を発信できることに意義がある」とコメントしていた。それから1年、同氏は改めて「この1年間で、地元に住んでおられる方から直接、UFO遭遇体験を聞くことができた。なかには異星人らしき生物と出会ったという事件もあった。具体的な映像がないのが悔やまれるが、今後、証拠写真などを丹念に収集していきたい」とした。25日の会見でも、同氏は千貫森について「エネルギーの高い場所」「パワースポット」「海外でも番組になるなど注目されている」と説明した。

 その上で、当サイトに「プラズマ説」を仮説としてあげた。三上氏は「千貫森上空に出現した発光体の動画(4)は非常に興味深い。分析の結果、レンズゴースト(※カメラのレンズ内にできた光の像)ではないことが分かっている。異星人の乗り物とまでは断定できないが、プラズマ(※固体、液体、気体とは異なった物質の第4態)である可能性が高い。自然現象はもちろんだが、UFOもまた、プラズマをまとっているケースがあるので、さらなる分析をしたいところである」と見解を述べた。

 一方、千貫森山頂で撮影された円盤形の物体が「アゲハチョウではないか」という指摘もあり、話題になったことを受け、三上氏は「千貫森山頂で撮影された円盤型については、アゲハチョウの可能性も指摘されているが、現地の人がこういう情報を集めていることも評価したい。UFOが身近にあるスポットとして、福島市が世界的に知られるきっかけになってほしい」と補足した。

 UFO研究所の立ち上げから2年目に入った。三上氏は「アメリカ政府がUFOの実在を公式に認めて1年がたち、世界の人々の認識もだいぶ変わってきた。この時期にUFO研究所が発足できたことは非常に意義深い。今後もUFO情報の収集、分析を行っていきたい」と意欲を示した。

 ご当地である「千貫森」への国内外からの注目度は、今回の調査結果を受け、さらに増していきそうだ。

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 ◇ムー公式サイト 
https://muplus.jp/

 ◇ムーYouTube
https://www.youtube.com/mugekkan

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