タコが、人間に代わり地球上で支配的な種となる可能性があるとの説が出てきた。人類が絶滅した場合、8本の手足の軟体動物の持つ「驚くべき正確さ」が地球に君臨することになるとある科学者は主張する。
英オックスフォード大学の動物学者ティム・コールソン教授は、タコが「複雑な問題を解決する能力」を活用して海底都市を形成する可能性さえも示唆している。
ジ・ヨーロピアン・マガジンにコールソン教授は語った。「複雑な問題の解決、物体の操作、驚くべき正確さでカモフラージュする能力により、適切な条件が揃えば人類滅亡後に文明を築く種へと進化する可能性を秘めています」
「もちろんタコの台頭は推測に過ぎません。進化は予測不可能であり、人類が滅亡した場合どのような過程をたどるかを確実に言うことはできませんから」