兵庫・宝塚市議会議員の桑原健三郎氏が22日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、同市の山崎晴恵市長の見解に苦言を呈した。山崎市長は今月17日に投開票が行われた兵庫県知事選挙で、元尼崎市長の稲村和美氏を支持する「市長会有志」22人の中の1人だった。
桑原氏は「山﨑晴恵宝塚市長の現時点の公式見解」と題して投稿。「宝塚市が行政組織としては返事ができないので、市長の言葉を秘書課が代わってお伝えしているところです」と注釈を付けた上で、宝塚市役所の秘書課から送られてきたというメールを添付した。
メールは山崎氏が稲村氏支持を公表したことへ疑問を投げかけた市民に対する答えとみられる。山崎氏の「市民の皆様が不安に思われたことについては深くお詫び申し上げます。今回の記者発表については、このような手法をとるべきではないと強く反対していましたが、このような結果となったことは残念に思っています。」と22市長の会見には反対していたという言葉がつづられていた。
桑原氏は「同じことしておいて『私は止めたけど、みんなが勝手にやったんです』とか子どもの言い訳やし。しかも全方面から嫌われる言い訳やし なんでこんなに嫌われることばっかりするんやろ…」とあきれ気味。さらに「これは他の21市長に喧嘩売ることにならない?」と「市長会有志」のメンバーと不仲になることも心配した。
「市長会有志」の22人は、投票日直前の今月14日に、稲村氏を支持を表明していた。山崎氏は斎藤元彦氏が当選確実となった17日夜、速攻で斎藤氏の選挙事務所を訪問し祝福していた。