「劇場版 呪術廻戦0」 シン・エヴァ以来の興収100億円突破 公開43日間で

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部

 アニメ映画「劇場版 呪術廻戦0」(朴性厚監督)が興行収入(興収)100億円を突破した。配給の東宝が7日、興収104億5632万2400円、動員760万3732人を突破したと発表した。昨年12月24日の公開から6日までの45日間の累計。大台は4日に到達した。アニメ映画では2021年の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」以来、通算9作目の大台となった。

 アニメ制作会社のMAPPAは「『劇場版 呪術廻戦0』をご覧いただき誠にありがとうございます。100億という数字に中々実感は湧きませんが、この映画を多くのお客様に楽しんでいただけたなら、作品を制作した社員、クリエイター一同、とても幸せです。上映はまだまだ続きますので、引き続き『劇場版 呪術廻戦0』を応援いただけたら幸いです。本当にありがとうございました。 株式会社MAPPA」とコメントした。

 同作は公開初日から3日間で興収26億9412万8150円、動員190万8053人、1月3日までの11日間で興収58億7306万4900円、動員431万4027人、同10日までの18日間では興収77億1408万4650円、動員567万1950人、同16日までの24日間では興収85億7642万9150円、動員628万8404人、同23日までの31日間では興収93億1047万7450円、動員681万2266人、同30日までの38日間で興収98億3964万4200円、動員719万1107人を記録していた。

 芥見下々氏が「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の人気漫画「呪術廻戦」が原作のテレビアニメは20年10月にTBS系で放映され、シリーズ初の映画版は「ジャンプGIGA」に2017年に連載された、テレビアニメの前日譚「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」が原作。主人公の乙骨憂太(緒方恵美)が、事故死から怨霊と化した幼なじみの祈本里香(花澤香菜)の呪いに苦しみながら、最強の呪術師・五条悟(中村悠一)によって呪術高校に迎え入れられ、里香の呪いを解くことを目指す。

 12日には東京・TOHOシネマズ日比谷で主人公・乙骨憂太役の緒方恵美、祈本里香役の花澤香菜、五条悟役の中村悠一、最悪の呪詛師・夏油傑役の櫻井孝宏が登壇する、大ヒット御礼舞台あいさつが開催される。

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