「呪術廻戦」両面宿儺の指を和菓子で再現 リアルすぎてインスタフォロワー300人減

松田 和城 松田 和城

 芥見下々氏による人気漫画が原作の「呪術廻戦」に登場する特級呪物「両面宿儺の指」を再現した和菓子がネット上を中心に「リアルすぎる」と話題となっている。製作した和菓子職人・三宅正晃氏(30)は、今年3月頃インスタグラムに投稿した際、あまりのクオリティの高さに、同作を知らない人から「気持ち悪い」などと反応があり、一夜にしてフォロワーが約300人減ったことを明かした。

 作品は、和菓子の一種「練り切り」で中にこしあんが入っており、寒天で爪の部分の光沢を表現している。一般的に反響が大きいとフォロワーが増える傾向にあるが、忠実に再現しすぎたためまさかの減少。指に込められた強大な〝呪力〟が現実となってしまったような事例に「さすが特級呪物だなと思いました」と苦笑いを浮かべた。

 何度も作り直すことはせず、1回きりの挑戦だった。製作には時間制限があり、約30分を要した。「お菓子は生き物なので時間との勝負でした。根っこの部分とかは、細かくて時間がかかってしまい、最後に着手した指のシワが雑っぽくなってしまったのが残念です」と明かした。造形は手作業のみで仕上げ、まるで指が勝手に動くような躍動感を出すのに苦労したという。

 同作初の映画「劇場版 呪術廻戦0」が24日の公開初日舞台あいさつで、興行収入100億円突破が確実だと発表された。盛り上がりを想定し、公開前日にツイッターで再投稿すると瞬く間に拡散。26日現在でのリツイート数は5500を超える。

 三宅氏はテレビアニメ視聴後、同作にはまったのをきっかけに製作。ファンからは高評価や賞賛の声が多く届いた。「これは『呪術廻戦』じゃなくて『技術廻戦』だという反応が印象に残っていますね。もし、またやりたいなと思うものがあればやっていきたいなと思います」と意欲を見せた。

 三宅氏は今年で和菓子職人12年目を迎える。現在は、栃木県真岡市の和菓子店「御菓子司 紅谷三宅」で、かわいらしい魅力的なお菓子を製作・販売している。

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