米メタルコアバンド、元メンバーを糾弾しながら解散発表

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エヴリタイム・アイ・ダイ
エヴリタイム・アイ・ダイ

 米メタルコアバンド「エヴリタイム・アイ・ダイ」が解散を発表した。ジョーダン・バックリー、アンディ・ウィリアムス、スティーヴン・ミッチーシュ、クレイトン・”グース”・ホリオークが声明を発表、4人は以前フロントマン、キース・バックリーに対し、自分たちとの合意なしにリリースが企画されているとして弁護士による法的文書を送っていた。

 4人の解散声明にはこう綴られている。「アンディ、ジョーダン、スティーヴ、グースによる最後のライブは2021年12月11日でした。真実を綴った法的声明での合意を望んでいましたが、不正確な事実で構成され、一方が得をする説明が並べられた合意なしのものが発表される予定であることを本日知りました」「キースとの直接のコミュニケーションはありません。彼のみと直接コミュニケーションをとるのが不可能、もしくは彼が拒否しているかのどちらかです」「エヴリタイム・アイ・ダイとはこの5人であり、それを変えることを受け入れたことはありません。新たなシンガーを入れての存続といった事実は全くありません」

 そして20年以上にわたるファン達のサポートに感謝し、同声明はこう締めている。「最後に、あらゆる方法でバンドを支えてくれた1人1人の人間なしに今日の私たちは存在しません。オンライン上で皆さんの前に起こったことに非常に落胆していますが、あなたたちのサポートとその思い出を私たちはこれからも大事にしていくことでしょう」

 一方、キースは昨年12月にメンバー4人の弁護士から受け取った法的文書を掲載、合意の解散発表が出るまで同バンドの名前やロゴの使用禁止を要請する同文書に対し、7日以内の返信期限が与えられていたことを強調していた。

 今回の解散発表の数日前には同バンドはパンデミックを理由にツアーの中止を発表、キースのソロイベント「アン・イヴニング・ウィズ」のイギリス、アイルランドツアーは来月7日にロンドンから開始予定だ。

 1998年結成の同バンドは9枚のスタジオアルバムを発表、最後のアルバムは昨年10月リリースの『ラディカル』となっている。

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