大人気歌姫、乳がん治療も39歳で死去 コロナ禍で検診先送り

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 サラ・ハーディング
 サラ・ハーディング

 元ガールズ・アラウドのサラ・ハーディングが死去した。39歳だった。昨年乳がんであることを公表していたサラ、5日(日)に母親が娘の他界を発表、同病気が脊髄に転移していたという。

 サラのインスタグラムに母親のマリーさんはこう綴っている。「深い傷心と共に、本日私の美しい娘サラが悲しくも旅立ったことをお知らせします。多くの方がサラのがんとの闘いをご存じだったと思います。最後の最後まで本当に強く闘い抜きました。今日の朝安らかにそっと逝きました」「この1年親切なサポートをしてくださった全ての人に感謝したいと思います。サラにとってかけがえのないことであり、愛されていると確認することで、強さと癒しをいただいていました。この恐ろしい病気との闘いで思い出されることを本人は望んでいないでしょう。光り輝くスターだった。そう思い出していただければと願っています」

 昨年夏に乳がんと診断されたサラ、2020年のクリスマスが最後のものとなると医師から告げられたと明かしていた。「12月に医師から次のクリスマスが私にとってラストと言われた。正確な予後について私は知りたくない。なぜそんなの知りたい人がいるのかわからない。快適にそしてできるだけ痛みを無くすことが今の私には大事。自分の人生を毎秒生きて楽しもうとしている。それがどれだけ短かろうと。リラックスできるからワインを1杯か2杯飲んでいる。それは良くないと思う人もいるけど、楽しみたいの。私にあと何か月残っているのかわからないという状況。誰もわからないし、皆を驚かせることになるかもしれない。今はそんな感じ」

 そして家族や友達との時間を優先しており、最後にパーティーを開きたいとして、こう続けていた。「今私は常に、喜びを探そうとしている。できる限り母親や友人たちと素敵な時間を過ごすようにしているわ。日々の暮らしが本当に小さくなってきた。優先事項も変わった。でももう1人のサラ・ハーディングはどこかにずっといる。本当よ。私の友人全員に会いたいと本気で思っているの。一緒に、最後にね。ありがとう、そしてさよならを言うためのパーティーを盛大に開きたいわ」

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