「バルマン × H&M」の若き天才デザイナー 爆発による大けがを告白「病院で目覚めた」

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写真はイメージです(tanitost/stock.adobe.com)
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 バルマンのデザイナー、オリヴィエ・ルスタン(36)が、自宅の暖炉の爆発事故に遭っていたという。上半身、顔、頭部に火傷を負うも、この1年間公表はしなかったそうだ。

 インスタグラムに上半身と頭を包帯に巻かれ、顔には火傷の跡が見られる自身の写真を公開したルスタン、「1年前のこと。やっとシェアする気持ちになった。余りに長く隠してきたからね。皆に知らせる時さ。ちょうど1年前に家の中の暖炉が爆発したんだ」「翌日の朝、僕はパリのサン・ルイ病院で目が覚めた。あの著名な病院にいる優秀なスタッフが、同時期に途轍もない数のコロナの患者を抱える中、僕にも素晴らしいケアをしてくれた。感謝の言葉もない」とコメントを綴っている。

 また、火傷を負った自身の姿を恥じ、怪我を隠す服装をしてきたとしてこう続けた。「この出来事を人々に隠すために僕はあらゆる事をした。自分のチームや友人にも長い間秘密にしていた。正直言うと、なぜここまで恥を感じていたのか不明だ。多分ファッションでは完璧を執拗に求められることと、自分自身の不安定さが原因だったんだろう。回復中僕は、忘れるために昼夜問わず働き、全てのコレクションを作り上げた。自分のコレクションで世界に夢を与えたかった一方、僕はマスク、タートルネック、ロングスリーブ、たくさんのリングを指にはめ傷を隠し、インタビューや写真撮影に臨んだ。そして僕はソーシャルメディアが、単に自分の見せたいものだけを見せるものだと心の底から実感した!」「自分の特別な物語を作り、自分が見たくない、見せたくないものを避ける。これが僕らの新しい世界だ」

 そして現在ルスタンは怪我も治り、周りのサポートに感謝しているという。「今1年が過ぎ、怪我も治り、幸せで健康だ。自分がどれだけ恵まれているかを実感し、毎日の人生を、神に感謝している。僕の最後のショーは傷が癒えたことへの祝福についてのものだった。バルマンでの10年間のみならず僕の再生をサポートしてくれた全てのモデル、制作チーム、バルマンファミリー、友人に感謝している。今日僕は自由を感じ、気分も良く幸運だ。笑顔と大きな感謝と共に新しいチャプターを始めるよ」

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