俳優のウェントワース・ミラー(49)が、自閉症の診断を受けていたことを明かした。ドラマ『プリズン・ブレイク』で知られるウェントワースは、昨年成人として自閉症の診断を受けたそうだが、それ以前にも発達障害を自己診断していたという。
ウェントワースはインスタグラムにこう綴っている。
「自閉症だと非公式に診断されて1年となる。それ以前には自己診断していた。その後公式に診断された」
「アップデートが必要な長くて欠陥のある過程だったと思う。僕は中年の男で、5歳児ではない」
「そして診断を受けられるのは多くの人が持っていない特権だということも認識している」
またその診断に「ショックを受けた」ものの「驚き」はしなかったというウェントワース。
「これで僕が変わることはない。自閉症であるということがすぐさま僕という人間の中心となったり、僕が達成したり、表現してきた全てのものもね」
「あと、長年に渡り、彼らにとってはそれが理解できなかったとしても、世界で僕が理解できる方法で動けるよう意識的もしくは無意識に、僕に対し寛大で、スペースを与えてくれたそれは多くの人々へ、ありがとう」
「また別の選択を取った人々に。彼らは正体を現すだろう」
そしてウェントワースは、自閉症について十分な情報を得るまで、自身のプラットフォームを使いそれについて話すつもりはないという。