アカデミー賞俳優、娘に出演作品を酷評される「何も素晴らしいところがない」

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 マット・デイモン
 マット・デイモン

 米俳優のマット・デイモン(55)の10代の娘達は、父親の出演映画が万が一「良い」作品だったら困ると言う理由で見るのを拒否しているという。妻のルシアナ・バロッソとの間にイザベラ(15)、ジア(12)、ステラ(10)をもうけ、更にアレクシア(22)の養父でもあるマットは、日頃娘達から自分の仕事について冗談を言われる事で、いつも地に足を付け現実を保っているそうだ。

 『CBSサンデーモーニング』に出演した際、ブレイクするきっかけとなった映画『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のイメージが今でもファンの間で定着しているかと尋ねられたマットは、「もちろんだよ、減ってはいるけど」と答え、愚作と評された2017年公開の『グレートウォール』についてはこう明かしている。「娘が『そうだ、あなたが出演した『ウォール』って言う映画、覚えてる?』と言うから、『『グレートウォール』だよ』と答えた。そしたら『お父さん、あの映画は何も素晴らしいところがないよ』ってね。彼女は僕にいちゃもんをつけるのが好きなんだ」。

 そんな娘たちについて、「大変な仕事と知りながら娘たちは僕の仕事を愛してくれているし、それが僕の心を満たしていると言う事も彼女らは知っている」とマットはフォロー、父親の仕事を誇りに思っていて、とても協力的だと続けた。

 また、親になったことで感情がとても豊かになり「涙で声が詰まる」事が増えたそうで、喜び苦しみ含め、どんな感情の演技もしやすくなったと語っている。

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