シャープペンシルが実用型になったのは100年以上前だった 日本生まれのスゴいモノ

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 「日本生まれのスゴいモノ=6=」

 ◆シャープペンシル

 家電大手「シャープ」の創業者である早川徳次さんが1915年に「早川式操出鉛筆」を発明したのが実用型の起源とされる。構造自体は海外で作られたものだが、実用的、一般的なものとして普及したのは「早川式―」や、さらに芯を細く改良した「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」が有力とされる。「早川式―」はほどなく海外にも輸出されるようになった。

 関東大震災後の24年には大阪で「早川金属工業研究所」を設立。ラジオの開発に取り組むなど、のちの家電大手メーカーへのステップを踏んでいた。

  ◆新幹線

 東京五輪開催直前の1964年10月1日に東海道新幹線が開業した。それまで6時間半かかっていた東京―新大阪間が4時間に短縮。開業当時は世界最速を記録し〝夢の超特急〟と呼ばれた。72年に新大阪―岡山間で山陽新幹線が開業し、75年に博多まで全線開通。その後、東北、上越、九州、北陸、北海道と路線網が拡大された。

 日本の高速鉄道技術は海外にも〝輸出〟され、2007年には台湾で営業運転が開始した。

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