2次元イケメンが古典人形に「刀剣乱舞」×文楽コラボ 現代キャラとの中和点探る

現代キャラクターと古典技術が融合した文楽人形版「刀剣男士 小狐丸」
現代キャラクターと古典技術が融合した文楽人形版「刀剣男士 小狐丸」

 今回のコラボは「刀剣男士 小狐丸」が由来する宝刀「小狐丸」誕生の物語が、第3部の演目「小鍛冶」に描かれていることから実現した。コラボ文楽人形や「刀剣男士 小狐丸」の等身大パネルが展示されるほか、文楽の解説が盛り込まれたリーフレットも配布される。企画を発表したツイートは2・1万いいねを獲得し(4月5日時点)、発表当日には、500人超の人がチケットを買うためのWebサイトに新規会員登録したという。

 「文楽になじみのない方に文楽という芸能があることを知ってもらって、触れるきっかけになってもらえればいいなと始めた」というコラボ。「将来、『何か見たことあるな』と垣根が低くなってくれたら」と期待する。

 「小鍛冶」は舞台上の動きが多く、上演時間も短いため初めて文楽を見る人におすすめだという。「これほどまでに作品の全体を通して刀が主役になっているのは小鍛冶くらいです。これは短い作品ですけどよくまとまっていていい作品」と力を込めた。

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