日本練習生が中国でアイドルを目指すわけ「大きい表舞台に立ちたい」 創造営2021

日本の報道陣のインタビューに応じた(左から)サンタ、力丸、ミカ
日本の報道陣のインタビューに応じた(左から)サンタ、力丸、ミカ

 中国制作の動画配信サービス・WeTVで放送中のグローバルアイドルオーディション番組「創造営2021」に、過去最多となる17名(うち1名は途中辞退)の日本人が参加中している。日本でも芸能活動をしてきたサンタ(賛多=23)、力丸(27)、ミカ(22)が、中国でアイドルデビューを目指す理由を明かした。

 ダンスの国際大会で何度もの優勝歴を持ち、日本でWARPs UPのメンバーとして活動しているサンタは「日本にいた時は活躍していなかったので」と語った。「ダンサーの大会に出たりバックダンサーをしたり振り付けをしたり、いろんなことをやっていたんですけど、もっと大きい、表舞台に立ちたい気持ちがすごくあった。それでエイベックスに入って、2年くらい所属して、もっと上に行きたい、でもいけないと葛藤があって。このタイミングで来られて、『ようやく来た!ここでつかまないと!』という気持ちが強いです」と力を込めた。

 同じくWARPs UPのメンバーで、韓国の人気グループ・SHINeeの振付師としても活躍してきた力丸は「ちょっと年齢が遅いかもしれないですけど、今までずっと裏方な感じ、振り付けでずっと裏にいて、歌手の人を見ていたら自分が前に出たくなってきた。人生の中ではまだ若いから、新しいこと、アイドルに挑戦したいなと思って来ました」と話す。

 「刺激をもらったのは、ずっと一緒に仕事してたSHINEEのジョンヒョンくん」。自分を「ストレスを抱えやすい人」だという力丸は、ジョンヒョンの曲を聞いてストレス解消していたという。「自分もそうやって人を幸せにしたい。これがあるから毎日楽しいって言われるように、世界の人に自分のことで幸せになってもらいたい」と語った。

 日本でボーイズグループ・INTERSECTIONとして活動してきたハワイ出身のミカは、「今までアイドル活動をしていたINTERSECTIONのグローバルでインターナショナルなイメージと今回のCHUANG2021が合っていて、良いチャンスだと思いました。僕たちが6年間練習して目指してきた夢をかなえる良い機会だと思いました」と話す。

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