国民民主党の玉木雄一郎代表が28日、衆院選(2月8日投開票)の同党候補者の応援に入った大阪市内での演説で、投開票日と同日に行われる大阪府知事選、大阪市長選の“大阪ダブル選”に「外から見ていると、理解がしづらい」と疑問を投げかけた。
記者団から「衆院選と合わせて、知事選と大阪市長選が行われていて…」と受け止めを問われた玉木氏は「やってるんですか?」とわざとらしく反応。大阪都構想への3度目の挑戦を問うとした日本維新の会の吉村洋文代表(50)、横山英幸副代表(44)の出直し府知事選、市長選に「何のための都構想なのかがわからない」と批判した。
「副首都を目指す上で、都構想の設計図をつくらせてください」などとする吉村氏らの主張に「副首都というのは私は賛成です。でも、その副首都に応募する要件として、なぜ特別区をもった都構想がないとできないのか」と斬り捨てた。「都構想を副首都の前提にするような法律体系にしなければいいんであって。例えば人口規模であるとか、地域の連携のあり方とかで定義をしていけば、都構想ということを副首都の前提条件にする法的な合理性がないと思っています」と指摘した。
玉木氏は「大阪市をなくして(副首都を)やるという形も二重行政の解消の仕方のひとつかもしれませんけども、大阪市を残して二重行政を解消して、そして副首都にエントリーできるような体制をつくれば、都構想ということをすることの意義がちょっとよくわからないんですよ」と首をかしげる。
大阪府・市が対立している状況ではないとして「昔みたいに争ってたらアレなんですけど、市長と知事が維新の会の同じ人、グループの人がやっている。市議会、府議会も過半数取っているんでしょ?重複とかダブリがあるところがあるんだったら、市長も知事も議会も全部押さえているんだから、変えたらいいじゃないですか」と強調した。
玉木氏は、維新創設者の橋下徹氏(56)や松井一郎氏(61)も大阪ダブル選に否定的だとして「この時期に選挙すること自体、松井さんも橋下さんもあるいは大阪市議団も、国会議員の多くも反対している中で、やっていることについてはやっぱり説明が足りないのかなというのは、外から見ていた印象」と語った。