前職は火葬場職員 異例経歴の怪談師が明かす“ちょっとこわい話”

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 元火葬場職員でミュージシャンという経歴を持つ怪談師・下駄華緒
 元火葬場職員でミュージシャンという経歴を持つ怪談師・下駄華緒

 その時は「そうかー」っていう感じだったんですが、一週間も経たないうちに別の占い師の女性のお客様が来店されて、「下駄さん赤やめた方がいいですよ。赤い女の人がいるんだよね」と。さすがに怖くなって、言われるままに赤を撤去しました。でもまっさらに戻った壁がなんだか味気なく感じて、そこに全身鏡をおいたら、また占い師の女性が来店の折に「鏡もやめたほうがいいよ。自分に気づいてって事だから」と。

 それで代わりにレコードを飾ることにしました。3枚ずつ並べて、合計9枚。でも飾りつけが終わってカウンターからそれらをながめるとびっくりしました。9枚ともすべて女性の顔アップのジャケットだったんです。あれは本当に怖かったです。

 港町:不思議ですね…。昨年より始められた Youtube番組「火葬場奇談」がヒット中ですが、どのような想いで番組制作されているのでしょうか?

 下駄:僕のいうことが全て正しいとは思いませんが、皆さんの中でそれぞれ考えていただけることが、何より嬉しいです。

 ◇  ◇

 下駄さんは現在、ほぼ毎日のペースで「火葬場奇談」を更新中。今後は番組中でもおなじみの、ベテラン火葬場職員とコラボレーションしたシルバーアクセサリー「喉仏(座り仏)ペンダント」の販売や、別ジャンルのYouTube番組にも挑戦してゆくという。今後の下駄さんのさらなるご活躍に期待したい。

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