歌手のクリフ・リチャードが、ロンドンの高級ホテルでアフタヌーンティー・パーティーを開き、ファンや友人らとともに86歳の誕生日を祝った。ケーキやワインを手にグラスを掲げ、華やかなスネークスキン柄のジャケット姿で節目を迎えた。
14日に誕生日を迎えたクリフは、インターコンチネンタル・ロンドン・パークレーンで祝宴を開催。翌15日に自身のインスタグラムで写真を公開し、「温かい祝福の言葉をありがとう。友人たち(とケーキ!)とともに素晴らしい一日を過ごせた」と綴った。
元ラジオDJのケン・ブルース(75)が司会を務めたこのイベントには、新作アルバムを事前予約してチケットを入手したファンらが招かれた。クリフはファンに向けて「86歳の誕生日をファンと一緒に祝えて感激している。長年にわたり1位に押し上げてくれたファンへの恩返しとして、私自身が大好きなナンバーワン楽曲のカバーを届けることができて嬉しい」と感謝を述べた。
同イベントは、11月27日にワーナー・ミュージックからリリース予定の48作目のスタジオアルバム「Only Number Ones」のプロモーションも兼ねて開催された。同作は、過去8つの年代にわたるチャート首位獲得曲の中から12曲を自らカバーした作品。ハリー・スタイルズの「サイン・オブ・ザ・タイムズ」をはじめ、ロイ・オービソンの「オー・プリティ・ウーマン」、ジョージ・ハリスンの「マイ・スウィート・ロード」、エルヴィス・プレスリーの「心の届かぬラブレター」などが収録される。なお、デラックス盤には、クリフ自身の全英1位獲得曲14曲も追加収録される予定だ。
あわせて、毎年恒例となっている2027年版カレンダーの発売も発表された。最新版には、2015年に72歳で他界した長年の親友シラ・ブラックへのオマージュが含まれている。バルバドスに互いの別荘を所有し、50年以上にわたり友情を育んだ2人だが、カレンダー内には「Cilla」と名付けられた船の上に立つクリフの姿が収められている。
1979年からスタートしたクリフのカレンダー事業は、重要な収益源へと成長。2022年版はハリー・スタイルズらを抑えて高い売上を記録した。2023年には長年定番だった上半身裸のショットからの卒業を宣言しているが、現在も公式ウェブサイトにて各種バージョンが販売されている。
1958年の「Move It」でのブレイク以来、約70年に及ぶキャリアを誇るクリフは映画『若さでぶつかれ!』『太陽と遊ぼう!』への出演、バックバンドのシャドウズとの活動などを通じて英音楽界のトップに君臨し続け、80代を迎えた現在も第一線で精力的な活動を続けている。