俳優アル・パチーノ(86)が、全米映画俳優組合(SAG―AFTRA)の生涯功労賞を受賞することが決まった。「ゴッドファーザー」「スカーフェイス」「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」などで知られ、60年以上のキャリアを通じてハリウッドを代表する俳優となったアルは、2027年2月28日にロサンゼルスで開催される、全米映画俳優組合賞から名称を改めたアクター賞で同組合の最高栄誉となる同賞を贈られる。映画、テレビ、舞台での功績に加え、人道支援活動も評価された。
発表を受けて、アルは「人生の大半を思い悩み、さまよってきたけど、台本と仲間の俳優たちと一緒にいるときは、いつも自分の居場所だと感じてきた。これまでの道のりで出会った仕事と俳優たちこそ、僕の人生における最大の喜びのひとつだ。その歩みを祝う形でSAG―AFTRAに認めてもらえて光栄だよ」とコメントした。
同賞は俳優という職業の最も優れた理想を体現するキャリアを築いた人物に毎年贈られている。アルはこれまでにアカデミー賞の主演男優賞を1度受賞し、ノミネートは通算9回。トニー賞とエミー賞をそれぞれ2度受賞しているほか、前身の全米映画俳優組合賞でも2度受賞歴がある。
今年はシェイクスピア劇の解釈をはじめとする舞台と映画への貢献により、英シェイクスピア・グローブ座からサム・ワナメーカー賞を贈られた。
俳優業の傍ら災害支援や貧困・飢餓対策、演劇・芸術教育を推進する団体の支援などにも取り組み、09年には関節炎財団から人道支援賞を受賞している。