人との距離感は、近すぎても遠すぎても難しいものだ。Instagramに投稿された漫画「感謝と謝罪を口癖にする理由」(作:ぼくちくさん)では、人と関わることが苦手だという作者が、「ありがとう」と「ごめん」を意識して伝える理由が描かれている。
作者は、「ありがとう」や「ごめん」を伝えた際の反応から、相手が何を嬉しいと感じ、何を迷惑に思うのかを知りたいという思いがあった。たとえば、自分にとっては重大なミスでも、相手にとっては何ともないことがあるなど、感じ方は人それぞれ。人によって不快に思うポイントも違うため、相手との距離感を間違えると、お互いに不快になってしまうことも少なくない。だからこそ、感謝と謝罪を細かく言うことで、作者は相手が適切と思う距離感を確認しているのだ。
読者からは「境界線をつくってお互いを尊重してる感じが素敵」「すごく共感します」など、さまざまな声があがっている。そんな同作について、作者のぼくちくさんに話を聞いた。
ー「ありがとう」と「ごめん」を意識するようになったきっかけはありますか?
仕事でクレーム対応を学んでいる際、「謝罪だけではなく、時間を割いてくれたことや意見をくれたことにも必ず感謝を伝える」と教えていただいたことがきっかけです。そこから「ありがとう」と「ごめん」を使うタイミングや、それぞれの言葉が持つ意味を意識的に考えるようになりました。
ー相手との距離を置こうと感じた、印象的な経験はありますか?
友人だった人が好きなものについて「実は苦手で…」と話したところ、「人格否定された」と誤解されてしまったことがあります。その後、僕についての嘘の悪い噂を流されて孤立させられ、誤解を解くこともできなかったため、その人とは距離を置こうと思いました。
ー印象に残った読者の反応はありましたか?
僕自身、普段から言葉の裏にある意味や、「なぜこの言葉を選んだのか」ということを気にしているので、「距離感を測るために『ありがとう』や『ごめん』と言ったことはない」という反応が印象に残りました。自分にとっては自然な感覚でも、そういう使い方をしない人もいるんだなと気付かされました。
<ぼくちくさん関連情報>
▽Instagram
https://www.instagram.com/bkck_bokuchiku/