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単なる映画監督ではない 時代の一歩先を行く「エイリアン」の巨匠 自称「映画界のインフルエンサー」

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リドリー・スコット監督
リドリー・スコット監督

 「エイリアン」「ブレードランナー」などで知られるリドリー・スコット監督(88)は、自身を映画界における「インフルエンサー」と考えているという。常に「時代の一歩先を行く」存在と自認しているスコット監督だが、ハリウッドでの精力的な活動について、過去の成功パターンに頼るのではなく、新しく興味深い物語を伝えたいと強調した。

 英ザ・タイムズ紙に対し、スコット監督は「現在の映画界は森での少女殺人事件、優秀なFBI捜査官、あるいはスーパーヒーローばかりだ。冗談じゃない。もっと語るべき物語があるはずだ」と語る。さらに「過去の作品を繰り返したくはないし、手掛けた映画はどれも外したことがない。常に時代に先駆けてきたし、先駆者であるならインフルエンサーと言えるだろう。自分は単なる映画監督ではなく、インフルエンサーだ」と続けた。

 また、まだ挑戦していないジャンルについても言及し、ミュージカル映画を監督してみたいという。「西部劇はやったことがない。ロバート・ルイス・スティーヴンソンの名作小説を映画化する『宝島』にはヒュー・ジャックマンを起用した。ミュージカルもやりたいし、アフリカゾウについての素晴らしい映画も作りたい」

 なお、俳優のヒュー・ジャックマンはスコット監督が手掛ける新作映画「宝島」で伝説の海賊ロング・ジョン・シルバーを演じる予定だ。脚本はドラマ「アドレセンス」のジャック・ソーン氏が担当する。

 1883年の発表以来1億部以上を売り上げ、50以上の言語に翻訳された「宝島」は伝説の埋蔵金の地図を発見した少年ジム・ホーキンスが危険な航海に出かけ、ロング・ジョン・シルバーとの命がけの知恵比べに巻き込まれていくストーリーを描く。

 スコット監督は以前、ジャック・ソーン氏が手掛けたヒットドラマ「アドレセンス」に出演した若手俳優オーウェン・クーパーをジム・ホーキンス役に起用したいと明かしており、俳優ヒュー・グラントの参加も希望していた。エンタメサイト「コライダー」に対し、スコット監督は「ヒュー・ジャックマンが出演する。『アドレセンス』の少年やヒュー・グラントの参加も期待している」と語り、「宝島」の撮影開始時期を11月に設定していることも明かした。

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